自分用メモ。
CAさんの記事を参考に。
※参考:インターネット(web)広告に関する用語まとめ
目次
アドテクとは?
インターネット広告技術の総称。
ネット広告に関するシステムを指す事が多い。
リスティングやディスプレイ広告において不可欠な技術となっている。
人手では実現不可能なレベルの広告配信を実現できる。
この技術を活用して広告の配信管理や分析を行うことで、
広告配信の最適化や工数削減につなげる事が可能となる。
アドテクの目的とは?
・広告主が求める高い広告効果を出すために、より適切な場所に広告を出すこと・メディアの広告枠販売や配信の効率化を実現し、収益最大化の支援をすること
アドテクの種類を3つに分類すると?
①ターゲット分析に係るアドテク
・広告効果測定ツール(トラッキングツール)Web広告の効果を測定する手法のこと。利用者がサイトを訪問した情報を収集、集計することで、利用者の行動を分析できる。広告効果を正しく把握することで、適切な広告を配信する事が可能。一方でプライバシー保護もしっかり行う事が求められる。
※参考:広告効果測定ツール(トラッキングツール)とは?選ぶ基準や代表的なサービスまとめ
・DMP(Data Management Platform)
ネット上の様々なサーバーに蓄積されるビッグデータや、自社サイトのログデータを一元管理、分析し、最終的に広告配信などのアクションプランの最適化を実現するためのプラットフォーム。DMPの登場によって、Webサイトや広告、メルマガといった様々な施策をまとめて管理し、一人ひとりの顧客に対して最適なコミュニケーションが出来るようになった。様々なデータ提供企業が保有している属性情報や行動履歴といったデータを蓄積、管理するオープンDMPと、自社独自で保有しているマーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積、管理するプライベートDMPの2つに大別されれる。
※参考:DMPとは?プライベートDMPとパブリックDMPの違いや導入メリット、サービスの違いなど
・トラッキング
ネット上でのユーザーの行動を記録すること。ユーザーの流入経路やサイト内での行動履歴を把握し、何がCVに結びついたのかを把握する。アフィリの場合、どのサイト(広告掲載先)からCVが発生したのかを特定するために、トラッキングは必須になると言える。
一方、ユーザーに情報を収集している事を告知せず、かつデータを外部の広告配信会社に販売・提供してるケースがあり、この点が問題視される事も少なくない。
②広告主に関わるアドテク
・DSP(Demand-Side Platform)広告主の広告効果最適化を目指すプラットフォーム。複数のアドネットワークやアドエクスチェンジを通して、広告枠の買い付けや配信、クリエイティブ分析などを自動で行い、最適化を図る事が可能となっている。一方で、どの媒体に広告が配信されてるか分からないデメリットも存在する。媒体側のプラットフォームであるSSP(Supply-Side Platform)と連携してはじめて機能する。(単独では広告配信はできない)BLADE、フリークアウト、ロジカド、クリティオ等が有名。DMPとの連携も可能。
・RTB
・リマーケティング(リターゲティング)広告
ディスプレイネットワーク広告の1つで、Webサイトに訪問したユーザーに対して繰り返し広告を配信する仕組み。タグを設置したページを通過したユーザーが対象範囲になる。特定のユーザーに合致した広告なので、大勢のターゲットに向けた広告よりもCVRが高いというメリットがある。GDNではリマーケティング、YDNではリターゲティングと呼ばれる。
※参考:リマーケティングとは?設定方法やGDNとYDNの違いなど
・ダイナミックリターゲティング広告
リターゲティング広告の一種で、ユーザーが閲覧した商品や興味関心のあるバナー広告をシステムによって自動生成して表示するといった手法。バナーの内容をユーザーにあわせて自動で生成するリターゲティング広告と言える。ECサイトや不動産、求人サイトといった商品数が多いサイトで効果が高い傾向にある。CriteoやGDR(Google Dynamic Remarketing)が有名。
③メディアに関わるアドテク
・SSP・アドネットワーク
Webやアプリメディアなどの広告配信可能な媒体を多数束ねて広告を配信するネットワークのこと。加盟しているメディアに一括で広告を配信できるので、掲載先を探す手間が省けるようになり、メディアごとにバラバラであった課金形態を統一する事が可能になった。GDNやYDN、nend、ADJUST等が有名。サービスごとでターゲティング手法が異なるので確認が必要。
・アドエクスチェンジ
広告枠を1インプレッション単位で取引する広告取引市場(プラットフォーム)のこと。広告主側とメディア側の共有のバランスにより、インプレッションごとに広告枠の価格が決まる。アドエクスチェンジにより複数の広告枠を交換することで、広告主と媒体がオープンな取引市場を形成できるようになる。
アドネットワークとDSPの違いは以下も参照にする
※参考:ディスプレイ広告運用のコツ
サイバーエージェントのアドテク事業
・広告代理店:サイバーエージェント、サイバーZ、サイバー・バズ
・リワード広告:CAリワード
・メディア事業:Ameba
・DSP:BLADE
・アドネットワーク:AmoAd
・SSP:MicroAd COMPASS
・DMP:AIR TRACK
・広告効果計測ツール:FOX
アドテクの歴史(考え方)
・純広告
・アドサーバー
・アドネットワーク
・アドエクスチェンジ
・DSP、SSP、RTB、DMPの登場
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