・独習PHP(8)リクエスト情報
・ウェブカツPHP・MySQL部(Lesson14)ログインシステム
・ウェブカツWebサービス部(その5)ログイン機能
目次
Cookie(クッキー)とは?
cookieは“Webサイトとユーザー間でやり取り・保存されるアクセス情報”のこと。
cookieを有効にしていると、ユーザーごとに割り振られた識別IDや氏名、電話番号、サイト訪問日時といった情報がユーザーのPCやスマホに保存されます。
保存された情報は再度サイトにアクセスした際に自動的に呼び出され、サイト利用をスムーズにするために使われる。
cookieで保存される情報は文字情報であるため、保存により端末の容量はほとんど圧迫されません。
cookieと混合されやすいとして挙げられるのが「キャッシュ」。キャッシュは「ブラウザで表示したページ自体のデータ」です。
キャッシュを保存しておくと再度ページにアクセスした際の読み込み速度が早まり快適なネット利用につながります。
cookieは「ユーザーのアクセス情報」、キャッシュは「Webページ自体の情報」と区別して覚えておくと良いでしょう。
閲覧しているWebブラウザを通して、
訪問者のコンピュータにデータを書き込む事ができる仕組み。
Webブラウザには、利用者の情報を
取得しておく機能が備わっていると言える。
訪問者が再度、同じWebサイトを訪れると
その訪問者の識別と履歴を追うことができる。
いつ、どこから、どのページを閲覧したかを詳細に確認することができる。
※参考:マーケティング、集客に関する用語まとめ
自分が見てるWebサイトから、自分のPCやスマホに保存される情報のこと
サイトを訪れた日時や訪問回数など、さまざまな情報が記載されている
Cookieがあるので、IDやパスワードなどのログイン情報を
PCやスマホ保存できるので、再度これらを入力する必要はない
ECサイトで商品をカートに入れたままログアウトしたとしても、
しばらくしてログインしたら、カートの中に品物が消えずに残っている
これもカートの情報が保存されたCookieのおかげ
Cookieを使えば、買い物の履歴やユーザーの興味関心を
Webサイト側が知る事ができるので、企業のマーケティング解析にも
Cookieは大いに使われている
ユーザー編
・ログイン情報入力の手間を省ける
・ショッピングカートの中身を記録してくれる
企業編
・サイトのアクセス解析に使える
・ターゲティング広告に利用できる
クッキーが記録される仕組み
クッキーは端末やブラウザごとに記録される
スマホとPCでは同じユーザーであっても。
異なるCookieが与えられる
また、同じPCであってもIEとGoogle Chromeなどと
ブラウザが異なれば、与えられるクッキーも異なる
クッキーと有効期間
クッキーには有効期間が設定されている
その設定をすぎると保存されたデータは消滅する
有効期間はツールによって異なり、
30日や90日というパターンが多い
また、アフィリエイトにおいては
クッキーが上書きされる事はよく起こるので注意。
せっかく一度アフィリエイトリンクを踏んでも、
その後別の人のアフィリリンクを踏んだ場合、
報酬を受け取る権利が自分からその人に移ってしまう。
ファーストパーティとサードパーティ
現在、多くのWebビーコン方式の解析ツールでは、
セッションの取得やユーザーの判定にクッキーを使っている。
クッキーには、以下の2種類がある。
ファーストパーティクッキー
リクエストしたページと同じドメインから発行されるクッキー閲覧中のドメインから発行され、ほかのドメインや
サイトのページからは参照できない
(例:ECサイトが自社サイトのログインやカートの状態を保持するために発行する)
サードパーティクッキー
リクエストしたページとは異なるドメイン(第三者)から発行されるクッキークッキーの情報は、閲覧しているドメイン以外の別なドメインを取得することが可能
Webサイトのポリシーでサードパーティクッキーの利用が禁止されている場合は、
ファーストパーティクッキーが利用できるツールを使用する必要がある
(例:広告配信サービス、アクセス解析ツール、広告効果測定ツール等)
※参考:広告効果測定ツール(トラッキングツール)とは?選ぶ基準や代表的なサービスまとめ
この記事へのコメントはありません。