自分用メモ
用語の定義や行なうコツ、
どの程度まで行なうべきなのかを解説
因数分解力とは?
因数分解力は、思考を整理したり、
課題の見落としを防いだりする時に欠かせないスキルである。
これが出来ると、仮説の精度もどんどん上がっていく。
※参考:仮設思考とは?目的や精度を高める方法など
因数分解してプロセスを可視化するだけでも、
自分にとっての改善ポイントが見てくるものである。
それぞれのプロセスもさらに因子を分解して、
ピンポイントのボトルネックに光を当てて、
仮設を立てて検証しながら、1つずつ是正していくのが大事。
因数分解のクセがついてない人や、その粒度が荒い人ほど、
絶えずボヤッとした状態で課題を抱えているもの。
しかし、課題が不明瞭だと打ち手がわからいし、
いくら頑張ってるつもりでも結果につながらないから、
モチベーションが下がるばかりで自信はつかない。
こうした悪循環は、たった1分の因数分解で
断ち切ることが出来る可能性がある。
どうなって分解すればいいか迷ったら、
プロセスで分解するのが一番簡単んで確実。
●転職活動
①企業リスト選定、応募
・紹介会社
→大手総合型
→特化型
・求人媒体
→リクナビ
→enジャパン
・ハローワーク
②一次面接
・これまでの経歴
・退職理由
・スキルマッチングの有無
・志望動機、やりたい事
・人柄
・面接官との相性
・逆質問
③2〜最終面接
④内定後
こうしてプロセスを可視化するだけでも、
改善ポイントが見えてくる事は多い。
このレベルの分解ではまだまだ粒度が粗い。
それぞれのプロセスもさらに因子を分解して、
ピンポイントのボトルネックに光を当てて、
仮設を立てて検証しながら一つずつ是正していく。
これが、営業として成長していく基本形だと言える。
因数分解を行なうコツ
「できるだけ細かく分類すること」が大切。
分解できたと思ったら、さらにもう一段階深掘りしてみる。
※ただし、細かすぎると実行する上でのスピード感は損なわれる。
この点は割り切って行なうのも大切。
少なくとも、より上を目指すのであれば
因数分解力は不可欠なスキルだと言える。
営業の場合、成果を出すのに奇抜なアイデアは不要。
因子の見落としさえなければ結果は必ずついてくる。
確率の世界にすぎない営業は、因数分解によって
仮説の精度を高めてそれを相手にぶつけ
良い反応を得ることを当たり前に「やり続ければ」、
自然とトップセールスになれる。
※参考:営業におけるPDCA(HDCA)サイクルの重要性と回し方
因数分解は、課題や改善ポイントの
見落としを防ぐために行うものである。
因数分解の仕方に必ずしも正解はない。
「転職活動」という行為をプロセスごとに
分解してみるのも有効な方法だが、
「質×量」で分解するといった方法もある。
★内定獲得数(事例)
①量について
●自分の時間の最大化
・モチベーション管理
・時間管理
・体調管理
●仕組みの活用
・協力者の活用
→のりおさん、島崎さん
→他に誰かいないか?
・各種ツール、サービスの活用
→紹介会社
→求人媒体
→ハローワーク
②質について
●インプット
・情報収集能力
・情報処理能力
・知識
→職種の知識
→業界の知識
→企業ごとの知識
●アウトプット
・回転数
・回転速度
ここから導かれた因子に優先順位をつけて、
改善できればインパクトが大きそうな課題から
仮設ベースで改善を試みていく。
※参考:インプットとアウトプットのバランスについて
どの程度まで掘り下げる?
因数分解に慣れてない人は、分解が甘いケースが多い。
2階層くらい分解したら思考が止まっているケースがほとんど。
「どこまで因数分解をするべきか」に関しては、
「次やることが明確になるまで」が基準となる。
※「就職か、起業かの選択肢を明確に決める」のが、次やるべきこと。
大きな数値目標も、やるべきことが明確になるまで分解するのが大切。
営業の場合、奇抜なアイデアは不要。
因数分解がきちんと出来てれば結果は出せる。
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