ハーバード大学や富裕層の投資に対する考え方

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自分用メモ

彼らと一般人は、一体何が違っているのか?

※参考:資本家とは?稼ぐ手段やなる為の選択肢
※参考:お金持ち向けのビジネスを構築する上での考え方や具体例

ハーバード大学の運用実績


ハーバード大学基金での14年度のリターンは15.4%、過去20年の平均は12.3%
94年に運用を初めたとして、20年後には資産が10倍以上に増えた実績になる

ハーバード大学は1974年からインハウス運用に切り替えている
当初15億でスタートして12年で45億にした
この時期から、PE投資や不動産、石油、ガスなど幅広くやっていた

海外の大学は「金融機関」になっている
毎年数兆円を運用して設備投資や研究資金にしている

※参考:日本の公的年金資金を運用してる
GPIFの過去10年間の年率リターンは3%台である
運用はヘッジファンドやPEファンド、
投資信託の運営会社で優秀な実績を残した人材を高報酬で雇っている



高いパフォーマンスを残せた4つの理由


①分散投資の徹底
2015年のアロケーションは以下の通り
・米国株11%
・海外株11%
・新興市場11%
・債権10%
・PEファンド18%
・天然資源11%
・不動産12%、
・絶対収益型ヘッジファンド14%
※参考:国際分散投資とは。収入と通貨を分散すべき理由

②オルタナティブ投資の活用
対象を株や債権に限定せず、
PEファンド、資源、不動産、
ヘッジファンドなどの投資も積極的に行っている

③長期投資を徹底
インフラ投資などの長期的に
資金回収を行う投資も可能になっている

④運用を外部に委託
個別の運用はそれぞれを得意としているプロに任せ、
大学基金はポートフォリオのアロケーションに注力

富裕層の投資に対する考え方


富裕層になるほど投資対象は広まっていくが、
基本的な考え方は少額で運用してる個人と同じ

70%近くが一般でも投資できる
主要資産に投資されている(株式、債権、REIT等)

金融商品はオンラインで取引出来るようになり、
手数料の低価格化が進んでいる(投資の民主化)
「投資の民主化」と、金融の民主化(フィンテック)は
根本が同じ→色々な業界で民主化が進んでいる

98年の外貨法改正前は、
個人で外貨建て投資をするのは難しかった
10年前は、海外投資をするには多額のコストがかかった

富裕層は資産が大きくなると
「何千万」「何億」の損切りを定期的にすることになる

※参考:資産とは何か。原理原則から資産運用の基本まで

日本人や普通の人が投資に向かない理由


普通の人が投資に向かないのは、
手法や知識ではなくメンタルの差が大きい面がある

※参考:今後の日本経済や預金封鎖、資産防衛対策


日本の個人金融資産の約1600兆円のうち
金融商品(株式、債権、投信)に投じられてるのは15%ほど

米国は50%、欧州は30%ほど
株価が長期的に安定してる
両親世代が投資で成功してる若者が多い

日本は資産運用の成功体験が少ない
「投資は危険」だという刷り込みが強い



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