グーグルが消える日 Life after Googleの書評

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自分用メモ

決して簡単な内容ではないので、
逐一読み返して、内容を追記したい。

※参考:Google後の世界とは?ジョージ・ギルダー氏の主張など

この本の基本情報


★どんな人におススメか
・テクノロジー周りに興味がある人
・クラウド関連ビジネスに従事してる人

★構成
第1章 まもなく「グーグルの世界」が終わる
第2章 グーグルが築いた「世界システム」とは?
第3章 グーグルの〝ルーツ?を探る
第4章 限界を迎えた「無料」戦略
第5章「グーグル後の世界」10のルール
第6章 グーグルの心臓「データセンター」の実情
第7章「機械学習」は本当に成功するのか?
第8章 人間を超越した金融取引の秘密
第9章 AI は、人間を超えられない
第10章 シリコンバレーに新風を巻き起こす若者たち
第11章 ビットコインは「救世主」なのか?
第12章 ビットコインの創設者? クレイグ・ライトの主張
第13章「グーグル後の世界」を牽引する企業の誕生
第14章「インターネット」をグーグルから奪還せよ!
第15章「プログラミング言語の生みの親」の挑戦
第16章 縁
第17章「スカイ・コンピューティング時代」の幕開け
第18章 アメリカの「進化」を阻む大学教育の弊害
第19章 通信業界の規制を乗り越えろ!
第20章 グーグル帝国の逆襲
第21章 ビットコインには「欠陥」がある?
第22章 大規模な「アンバンドリング」

※参考:シャノンの情報理論とエントロピー。コンピュータの歴史と重要人物

自分のレビュー


中身は良質だが、所々に違和感を感じる場面も。


タイトルと中身が一致してない、というのが第一印象。

内容としては、クラウド関連ビジネスが扱うデータを蓄積する
データベースの増量が今後難しくなる故に、
Googleが提供するサービスの質の担保が難しくなった事で
ブロックチェーン等の新しいテクノロジーが勃興するといった内容。

中身は決して悪い訳ではない。テクノロジー周りに興味がある方や、
クラウド関連ビジネスに従事されてる方は購入しても損はないと思う。
この分野の新しい情報に触れてよかった、潮流に取り残されずに済んだ、
という意味では読んで良かったというのが読後の感想。

一方で、他の方が指摘されてる通り、Googleとは関係がない内容が少なないのも気になる。
「ナカモトサトシ」の正体とされるクレイグ・ライトをはじめ、
1517ファンド、ブロックスタック等、Googleの話から脇道に逸れてる点も多く、
著者が一体何が言いたいのかが分かりにくい点もある。
全体を通して読むと分かりにくいので、ピンポイントで
気になった点を調べるといった読み方の方がいいかもしれない。

なお、書籍の帯には「堀江貴文氏 推薦」とあるが、
書籍の中に同氏のコメントは一切出てこない。

参考になったレビュー


グーグルが消える・・・?!
今の私たちの生活で、グーグルを使わない日はないと言えるほど浸透しているグーグルのサービス。
それが消えるなんて信じられないという思いでしたが、本書を読むことで、グーグルに時間を奪われているということがわかり驚きました。
また、グーグル後の世界で重要になりそうな、「Brave」というブラウザ、「5G」、「HD音声」、「ビットコイン(ブロックチェーン)」など、今後のテクノロジーについても触れています。まだまだ便利になるのかと思うと、胸がおどる反面、いよいよ日本の企業はその場にいないことが寂しくもなります。
いずれにせよ、翻訳本なので読みづらいですが今後のIT業界を知ることができる良書でした。


読み難い原因は翻訳にあり
何人かの方も仰っているが、読み難く、頭に内容がなかなか入ってこない。
その原因はズバリ翻訳のお粗末さにある。
恐らく訳者はIT業界に疎い方なのだろう。
読んでいてそれを感じる。
訳者は自分の訳を読んで理解できたのだろうか?
帯には堀江貴文氏推薦、と書いてあるが、
彼は本当にこの本を読んだのだろうか?
恐らく英語版の原書は良い内容なのだろうが、
拙い翻訳のお陰で理解し辛い文章ばかりで非常に残念である。


グーグルが消えるというよりも・・・
「メトカーフの法則」を定式化し、「テレビの消える日」によって未来を予測したジョージ・ギルダーという著者に加え、「グーグルが消える日」というショッキングなタイトルに惹かれたが、内容はグーグルの話というよりも(クラウドを始めとする)現在のインターネットの形の上に成り立っているものが技術やビジネスモデルの進化と共に廃れていく可能性について述べている本と理解した方が分かり易い。
筆者がグーグルのビジネスモデルがsustainableでないというのは、その戦略に嘘がある為としている。即ち、顧客に提供するものが「無料」であること、その代償として(見たくもない)広告を見せられること、結果としてユーザーの時間が奪われていること、(無料であるが故に)バグだらけのβ版のようなサービスでも許容されること、セキュリティを自社の問題というよりも、コミュニティ全体の問題にすり替えていることなどである。
本書の後半では、現在の枠組みを大きく変えるものとしてブロックチェーンとその代表事例であるビットコインについて解説されており、更には現在のGAFAMを脅かす次世代のIT巨人になり得るユニコーン(候補)についても記述されていることも興味深い。

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