リスティングのアカウント構造や設定における考え方を解説

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自分用メモ

実践の中で随時追記していく
違うと思った箇所は削除してもOK

リスティング広告のアカウント構造


まずは以下のアカウント構造を理解する。

アカウント(組織)

一番大きな箱、管理画面
会社や事業部によって分かれている
ログインメールアドレスとパスワード、支払い情報を登録する

キャンペーン(部署)

複数の広告グループをまとめる機能がある。
1日の予算や広告配信における様々な設定を入れておく
(地域や言語、掲載期間、オーディエンス、デバイス、オプション等)
商材別や地域別や配信方法(動画、テキスト、バナー)ごとに分かれている
キャンペーンを作る所からアカウント構築が始まる
この組み方が担当者によって異なる

広告グループ(小規模チーム)

上記の3点セットをあわせたもの。
似た者同士のキーワードやリンク先をまとめている。
1つの広告グループに「広告」や「キーワード」は
複数登録する事が可能となっている。

リスティング広告の3点セット

キーワード、広告、リンク先の3つ
出稿する上での最も小さい単位


※参考:リスティング広告で抑えたいポイント&結果を出すためのテクニック

アカウント設定における2つの方向性


以下2つどちらでもOK
方針は代理店や依頼主によって異なる


最初からガッツリ設定していく
ムダな所を削っていく運用になるので漏れが少ない
追加設定が不要なので構築後の運用が楽?
無駄な事に時間を使うので他に割く時間が減る、推測での構築になるので精度が低い
1万~5万のキーワードを設定していく感じ
リサーチが外れると努力が無駄になる、経験が必要になる

少しずつ設定していく
データありきなので精度が高い、時間短縮ができる
浮いた時間で他の事に時間を使える、無駄な費用は減る
構築時間が長くなるので放置できない、こまめな設定と調整が必要
売れるでろうキーワード100個を置いていく
データを元に運用(追加設定)していく


R社は②が主流、リスティング広告の最大の魅力はデータの蓄積
データを見ながら設定する、時代の流れが早いので
最初は小規模改善と拡張が大事だと考えている

初心者は経験値が少ないので精度の高いアカウントを創るのは無理
データを見ながらこまめに手を加えた方がいい
昔に比べると簡単には上手くいかない
中小企業はコストを出さずに運用する事を求めている所も多い

キャンペーン名の付け方について


キャンペーン名は自由に設定できる
アカウントが入った瞬間に内容が分かるようにするのが良い

シンプルな名称と構成にしておく
・検索には「K」
・ディスプレイには「D」

ある程度自分たちでルール設定をしないと訳がわからなくなる
どこに何が入っているか分からなくなっているケースもある
分析の時間がかかってしまう

広告グループ設定における考え方


「広告グループ設定」という定義が存在してる理由は、広告文を分ける事が出来るから
キーワードによってリンク先を変えたり、広告文言を変えたりする為

広告グループは品質を意識した運用を行うためにある
クリック率重視で、ある程度類似したキーワードを
まとめて3~5個くらいで1グループを組むと良い

ユーザー属性のあったキーワードを1つのグループにまとめると品質スコアが向上する
品質が良いとクリック単価が下がる、悪いと単価が上がる

広告のオークションと品質スコア


オークションは「広告ランク」という基準で決まる
入札単価と品質スコアの掛け算でランクが決まる
検索結果の1位の広告が必ずしも高い広告費を払っている訳ではない

品質スコアは「検索でのクリック率」と
キーワードと広告文の関連性」の2つで大きく決まる


具体的には以下の7つの決定要因がある

①キーワードの検索クリック率(特に大事、60%程)
②表示URLの過去クリック率
③アカウントの過去のデータ、リンク先ページの品質
④キーワードと広告の関連性
⑤キーワードと検索語句の関連性
⑥地域別の掲載結果
⑦ターゲットに設定しているデバイスでの実績

リスティング広告におけるキーワード設定


キャンペーンが決まったらキーワードの設定をしていく
これが効果的な運用において大事

どんなお客さんが欲しいのかで選ぶキーワードは変わってくる
複合キーワードの方がクリック単価が安い傾向にある
出来るだけ目的が顕在化しているキーワードからの流入を狙うのがポイント


以下は腰痛のDVDを売るケース
「ライバルの多さ」と「CVRの高さ」の2つの軸が大事
無駄な顧客が多いと比較検討すらされず無駄に広告費を消費していく

様々な層の顧客
「腰痛 改善」
腰痛に良いクッションが知りたい、医者に行きたい

今すぐ客
「慢性腰痛」「椎間板ヘルニア」
解決方法が無い、痛くて本当に困っている

今すぐ客or競合ライバル
「腰痛DVD」
DVDで治したい!DVD出してる会社はあるのか?


アクセスによって異なるユーザー心理を理解するのが大事
買わない層が含まれてるキーワードは省いていく必要がある
除外キーワードの設定を用いる

※参考:リスティング広告における4つのマッチタイプとは。除外キーワードも解説

広告文の作成における考え方


案件およびキーワードに合わせた広告文を創っていく必要がある
以下はYahooプロモーション広告の設定

・広告タイトル:半角全角共に15文字(検索したキーワードをタイトルに含めるのが基本)
・説明行:半角全角共に19文字×2
・表示URL:半角全角共に29文字


広告文設定においては、以下の3つを必ず意識する
①キーワードをタイトルに含める:品質スコアに良い影響を与える
②質問の答えになるようにする:質問の答えになってない広告文があるので注意する
③競合を意識してUSPを押し出す:ライバル商品との違いの把握が大事

※考える手順は②→③→①である。


広告文作成においてUSPを考える際は、
下記6点で他社に勝ってる部分はないかを調べ
USPを導き出し、文言を考えていく

・人:創業●●年、美容ブロガー
・物:独自製法、無添加
・金:激安、地域最安値
・量:●●名様限定、50万袋販売
・想:使うイメージ、使用後のイメージ
・時:50年熟成

この時、他社とは違う訴求をするのが大事
この点でもライバルリサーチが重要になる、掛け合わせる事も可能

※参考:マーケティングリサーチの要点まとめ

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