ミドルウェアとWeb3層構造

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・ウェブカツLaravel部(27)ミドルウェア

ミドルウェアとは



ミドルウェアとは、コンピュータを構成する要素の一つで、処理を行うアプリケーションと制御をするOSとの間に存在するソフトウェアのことです。

※コンピュータの構成要素:ハードウェア→OS→ミドルウェア→アプリ

アプリケーションは業務の遂行に特化した機能、OSは汎用的な機能を担います。しかし、求められる機能の中には、アプリケーションの機能ほど具体的ではなく、OSの機能ほど汎用的でないものもあります。それを担うのが両者の中間に存在するミドルウェアです。
たとえば、サーバやデータベースとのやり取りはミドルウェアが担います。

ミドルウェアの種類


以下のWeb・アプリケーション・データベース管理サーバからなる構造を「Web3層構造」と呼びます。
セキュリティの高さや管理のしやすさから、大規模システムで広く採用されている方式です。

・Webサーバ
Webサーバはブラウザからのリクエストに応じてWebページを送信するミドルウェアです。
一方、動的コンテンツをリクエストされた場合はその都度アプリケーションサーバに要求します。
動的コンテンツにはECサイトのポイントやショッピングカートの中身などがあり、これらは変動するためです。

・アプリケーションサーバ
Webサーバからのリクエストに応じ、アプリケーションによって動的コンテンツを生み出すミドルウェアです。
アプリケーションはJavaやPHPなどの言語で作成されます。
アプリケーションサーバのアプリケーションだけでリクエストに応じられない場合は、データベース管理サーバにリクエストします。

・データベース管理サーバ
データベース管理サーバとは、データベース管理システムが作動するサーバのことです。
データ自体はデータベース管理サーバに保存されているのではありません。あくまで、ストレージから必要な情報を取り出したり、書き込んだりするのがデータベース管理サーバの役割です。
データベース管理サーバはアプリケーションサーバからリクエストを受けます。そして、データベース言語であるSQLを利用して必要なデータを抽出し、求められた情報を送信します。

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