自分用メモ
津村議員の話は参考になる
政治家になるための最初の行動
僕が政治家に興味ある方に一番勧めたいのは、
まず現役の政治家に会って、いろいろと話をすること。
僕も立候補する前に、自民党の方にもお会いさせてもらったし、民主党の方にもお会いしたね。
逆に僕も議員になった後、年に何人かはそういう方とお会いしている。
「将来政治家になりたいです」という若者に、面会を申し込まれたら、
たとえ見ず知らずの人でも会う政治家は多いと思うよ。
政治への関わり方は、いきなりその政治家の後継者にならなくても、
その人のお手伝いをするとか、
その人の地元での市議会、県議会の議員になるという道もある。
あるいは衆議院議員であれば一緒にパートナーとなる参議院議員を探しているし、
参議院議員も自分のパートナーとしての衆議院議員を同じ地域で探しているしね。
優秀な人にはぜひ来て欲しい。だから、政治家は常にリクルートしている(笑)。
そもそも政治家は仲間を増やすのが一番基本的な営みなんだ。
支援者も増やしたいけど、同僚議員についても同じなんだよね。
たとえ、自分が相談に乗った相手が、選挙区のパートナーにならなかったとしても、
その人が議員になる道を開いたとなれば、何らかの恩義を感じてくれる。
自分に恩義を感じてくれている議員さんが他にもう一人いるということは、
自分が将来何か大きな仕事をしたいときに助けになる。ここはすごく大きなところだね。
政治家はもちろん自分の活動資金を増やしたいというのはあるけれども、
活動資金というのはもともと自分の懐に入るものではないわけだよね。
その活動資金を増やして何がやりたいかというと選挙に勝つこと、仲間を増やすことなので、
結局、政治家はお金集め以上に人集めのほうに関心がある。
お金集めというのは人集めのための資金であり、手段に過ぎないからね。
政治家はお金のことを考えているというのは嘘じゃないけれど(笑)、
それ以上に人集めのことを考えている。
衆議院の候補者は100ヶ所くらい決まっていないところがあるし、
3年後の県議会、市議会の選挙では、
全国で何百人という新人を発掘しなきゃいけないしね。
政治家に向いてる人って?
ところで、政治家に向いている人ってどういう人なのかな?
多くの人を惹きつける必要があるので、かなり魅力的な人でないと難しい気もするけど。
政治は多様なものでなければいけないから、
バックグラウンドは極端に言ったら何でもありだと思う。
ただ、政治家に「なる」ことが目的ではないので、
少なくとも10年続ける、さらに大きな仕事をするには20年は必要だと思うので、
それだけ政治っていうものに対して想いがあることが大切だよね。
たくさんの逆風も吹くし、地域ではいろいろなトラブルの処理係だしね。
心身ともに健康で長く続けるという強い意志を持った人であることは大切かな。
「政治家を天命にできる人というのは、堅い木の板を弱い布のみで
くり抜く作業を根気強く続けられる強い意志のある人だ。」
というようなマックス・ウェーバーの話がある。
そんなに簡単に穴はあかないよ、それでも根気強く、
いつかはあくんだと言ってやれる人が政治家にむいていると。
それともう一つは、人を好きになるのが得意であることも大切だね。
たくさんの人と会う仕事なので、それが嫌だったらそれは苦痛だよね。
もちろん、人見知りで最初は緊張しても、
打ち解けて仲良くなっていくことを楽しめる人であれば大丈夫。
友だちが多い人であるとか、あるいは友だちが増えることを喜びとする人だとか、
自分と縁のあった色んなタイプの人を好きになるのが得意な人とか、
人を嫌いになるよりも好きになる人だね。
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