自分用メモ
概要や目的、仮説の精度を高める方法など
目次
仮設思考とは。一体何が大切なのか?
仮設思考とは、「◯◯はもしかしたら〜かもしれない」という仮設を立てて、
それを検証していくこと。
課題に直面した時に、その解決策が見えていない状態でも
問題全体を俯瞰して「ボトルネックはここだろう」と推論を立て、
それを実証するために行動を起こすマインドセットだと言える。
仮説思考とは、このように自分で問いをたてて、検証していく事を指す。
— masashi (@masashi5432) 2019年5月24日
この時、問題をどのように立てるのか、このセンスが非常に問われると言える。 https://t.co/Gktb7h1zFL
※参考:クリエイティブクラスと問題発見能力
「結論ありき」
「ゴールありき」
「目的ありき」
ですべての思考がスタートする。
※参考:4ステップ対話法
「現時点で考えられる最適解」で
まずスタートしてみる考え方と言える。
考えた仮設は妄想で終わらせないで、すぐに実行に移して
確信に変わるまで検証し続けることが重要。
→PDCAサイクル
※参考:営業におけるPDCAサイクルの重要性と回し方
PDCAというよりも、仮設(Hypothesis)の頭文字をとって
HDCAサイクルと呼んだ方が適切かもしれない。
仮設思考の目的と、その真意とは?
仮設思考の目的は、
「いち早く動き出すための(現時点で考えられる)最適解を見つけること」
にある。
もし仮設が当たっていれば問題の核心にいきなり迫ることができるし、
「間違えていたら修正すればいい」という前提なので、
解決策を試す際の躊躇がなく、仕事のスピードが速いのが特徴。
業務において仮設思考を徹底すれば、
未経験からスタートしても、
10年選手、20年選手、を1〜2年で追い抜くことすらできる。
※参考:4ステップ対話法
仮設の精度と、情報収集の関係
情報が多ければ多いほど仮説の精度は高まっていく。
仮説の精度を高めるには、因数分解力が必要になる。
※参考:因数分解力について
ただし、仮設精度を高めようと情報収集に時間をかけすぎれば、
スピード感が損なわれてしまう。
よって、情報収集の仕方自体も仮設を立てながら方を増やして
効率化を図らないといけないし、
ある程度仮設が立ったら検証に移る潔さも大切になってくる。
具体的にどう仮説を立てるのか
P=PLAN=仮説の立て方の基本的な考え方
自分自身の課題をイメージしながら以下を読んでいくと
イメージしやすいはず
①ゴールを定量化する(KGIの設定)
あらゆるPDCAは、たどり着きたいゴールを決めることから始める
ポイントは以下の3つ
・期日を切ること:期日が変わると、戦略も変わるし、危機感が生まれない
・定量化すること:ゴールは必ず数字に落とし込む、期日設定を含めた定量化されたゴールがKGI
・適度に具体的なものにすること
②現状とのギャップを洗い出す
③ギャップを埋める課題を考える
④課題を優先度づけして3つに絞る
⑤各課題をKPI化する
⑥KPIを達成する解決案を考える
⑦解決案を優先度付けする
仮設構築に役立つ情報源
こうした情報を調べた上で、仮設を構築し、
それを相手にぶつけて反応を見てみるのが大事
企業や業界団体のHP
会社概要、製品サービス、ニュース、IR情報、組織図、経営理念、遠隔、代表挨拶など企業HPは情報の宝庫。アポが取れた企業のHPは必ず見るようにする
オーナー系企業は経営理念やビジョン、代表挨拶に経営者の個性が色濃く出るので
アイスブレイクのネタとして使える
ブログやSNS
ターゲットのいま、購入関係、性格、思想、夢などSNSはTwitter、Facebook、LinkedIn、Instagramなどを把握する
講演、インタビュー記事、書籍
ターゲットの過去、正確、思想、夢など著名な経営者であれば様々な媒体で過去の講演やインタビューを読める
企業情報データベース
業績、取引先、株主リスト、記念日など日経テレコン、帝国データバンク、東京商工リサーチ、会社四季報などが挙げられる
登記簿謄本
役員の自宅住所、ビジネス領域など法人や不動産の登記簿謄本は法務局に行けば誰でも取得できる
業界地図
業界ランキング(競合)、市場規模、動向など顧客の業界の情報を知り、話題についていくのが大事
業界地図は日経や会社四季報によるものがある
仮説を立てると儲かるビジネスのタネが見つかる
「日常から仮説を立てまくる」ことで、
儲かるビジネス(のタネ)を見つける事が可能
例えば、世間のニュースで芸能人の不倫が話題になっていたら
「こういうニュースが世間で報道される事によって何が起こるか」
を考える
「こうしたニュースをもし既婚者の女性が見れば
“うちの旦那が最近帰り遅い。怪しい。不倫してるのでは?”
という人もいて、そこから浮気を疑って探偵に浮気調査を
依頼することから、探偵業者が儲かるのでは?」という考えが浮かぶ
※参考:企画とは?計画との違いや満たすべきポイント、仕事内容を解説
確かに、ベッキーの不倫が話題になった瞬間に
「浮気調査」に関するキーワードボリュームが
爆発的に上がっている
こうした仮説は、最小は微妙だな〜と感じるのだが、
時間と数をこなす事で、自然と自分の仮説に自信を感じるようになり
ある程度の領域になると
「この仮設は論理的にも矛盾がない。これはイケる」
と、自分の仮説に自信を持つことが出来るようになる
日常からこうした思考トレーニングをする事で、
時間と共に自分の仮説の精度がめちゃくちゃ当たるようになり、
いざ儲かるビジネスの仮説を立てた時に効果を発揮するようになる
ただ、こうした思考トレーニングは、
一朝一夕では効果が現れないので、
途中で辞める人が多いのも現実
逆にこれを頑張って続けた人は、
しっかりと儲かるビジネスを見つけられる目になり
大きくビジネスで稼げるようになっていく
こうした事をやらずに、
ただ「稼げるキーワード」を探したり、
集客のことばっかりやっても効率良くない
※参考:ブログで稼ぐ上でのキーワード選定のコツ
こうした自分の脳みそをしっかり鍛える事をやっていくのが重要
脳みそをパワーアップする事で、
ふと目に入った電車広告から
儲かるビジネスを瞬時に思いつくようになる
こうした状態になると、
日常生活が宝の山になる
しかも、一度こうした状態になると
もう戻ることがないのでコスパも超いい
(※ここでベネフィットを訴求しているな)
外出することで、脳みそはドンドンパワーアップする
儲かるビジネスのタネは日常から拾う事ができる
電車にスマホアプリの広告があった沢山のポイントカードをスマホの中に一纏めにできるアプリの広告
「スマホアプリの広告が話題になったら何が起こるか」
→スマホ中毒の人が増える、視力低下、ブルーライトカットが流行る
※スマホの検索ボリュームは2011年から、ブルーライトカットの
検索ボリュームは2012年から上っている
→スマホを一日中使う人が増えるので、電源切れの問題が発生する
町中でいつでも充電が出来るスポットの需要が増える
(確かに2011年から、スマホの充電に関する検索ボリュームも上がっている)
(「充電」というワードは、11年3月に急上昇し、その後も上昇気味)
日常生活から仮説を立てる、まとめ
最近話題の●●に関して「●●が世間で話題になっていたら何が起こるか」
を考える
朝ドラ「なつぞら」が人気
なつぞらが世間で話題になる事で…
→十勝に行きたいと思う人が増える、北海道旅行の需要が高まる
→アニメーターという職業に興味を持つ人が増える
→出演している若手俳優の認知や人気度が高まる:清原翔、山田裕貴
備忘録メモ(セミナーと仮説思考)
何かのセミナーを受けに行く時は、
事前に講師や担当者がどのような事を話すかの
仮説を立てておくのがベスト。
そのためには予習(事前準備)が必要になる。
事前準備をする事で、場を作る側の視点を手に入れる事が可能となる。
セミナー前日までに、講師や担当者と同じ緊張感を持つのが大事。
すると彼らの感覚が入ってくる。
結果として得られる情報量はかなり多くなる。
※参考:セミナーの吸収力を高める方法や感覚の重要性
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