自分用メモ
※参考:SEOに関するスキルまとめ
※参考:マーケティング、集客に関する用語まとめ
内部対策
・AMP(Accelerated Mobile Pages)
「アンプ」と読む。GoogleとTwitterが共同開発した、モバイルにおいて同社が推奨しているコンテンツを高速に表示させる為のプロジェクト、またはそのためのフレームワーク(AMP HTML)のこと。AMPを実装する事でモバイルページの表示速度が約4倍、データ量が約1/10になると言われている。ユーザーがページを閲覧する上で感じるストレスを大幅に軽減する事が可能となる。
・canonicalタグ(カノニカル)
ページの内容が類似もしくは重複しているURLが複数存在する場合、検索エンジンからのページ評価が分散しないように、正しいURL(正規ページ)がどれなのかを検索エンジンに示す為に用いるHTMLタグ。正規ページをcanonicalタグで正しく決める事を「URL正規化」と言う。
・アンカーテキスト
アンカータグ(< a > 〜 < /a>)に囲まれたテキストのこと。アンカータグで囲まれたテキストにはリンクが貼られ、href属性で指定したリンク先に飛ぶことが出来る。アンカーテキストに目標キーワードを含める事で、SEO上の効果があるとされる一方、過剰に目標とするキーワードを含めるのは不自然なので避けた方がよい。
・オンページSEO対策
いわゆる内部対策のこと。Webサイトの各ページにおけるコンテンツやHTMLを最適化し、検索エンジンでのランキングを上げていく手法。
・コンテンツSEO
文章(情報)の中身、内容がある情報を発信し、検索結果でサイトの露出を増やしていく手法。幅広いキーワードでトラフィックを集めたり、被リンクを獲得する事が目的。定期的に順位を確認し、低い場合はリライト(追記、書き換え)を行う事が必要となる。
「コンテンツマーケティング」「Webライティング」等の言葉で呼ばれる事も。
※参考:コンテンツマーケティングとは?メリットデメリットや種類、成功のポイント等
・サイト構造
Webサイトの階層のこと。最適化設計は制作の初期段階で行うのが望ましいとされており、ある程度出来上がった後で手直しをするのは非常に手間がかかる。サイト構造を設計する上では、記事数はどの程度を予定してるか等、後々のことを考えた構造を念頭に置いて作成するのが良い。
・サーチコンソール
サイトが検索エンジンでどのような動きをしているかを把握できるツール。サーチコンソールにサイトを登録する事で、SEO対策を効率よく行う事が可能となる。サイトの現状や良し悪しを把握する上で欠かせないツールと言える。
※参考:サーチコンソールとは?出来ることやメリット、登録方法など
クローラビリティ関連
・robots.txt
Webサイトのページやディレクトリの内容を認識するクローラーを制御する際に記述するテキストファイル(txt)。クローラーに向けた命令文(アクセスを許可or許可しない)を記述してサーバーにアップする事で、指摘したクローラーがサイト内の特定ファイルを巡回しないようにする事が可能となる。
・XMLサイトマップ(sitemap.xml)
ウェブサイト内のURLを記述するxml形式のファイル。HPを構成する各ページのURLや最終更新日などの要素を、XMLタグでマークアップする事で完成する。設定する事で、クローラーがサイトの巡回をしやすくなる(=クローラビリティの改善に繋がる)ため、検索エンジンへのインデックスが促進される効果がある。
・クローラビリティ
クローラーがサイト内を巡回しやすいように行う施策。検索エンジンが必要なコンテンツを正しく発見しやすくなるようにするのが目標。具体的には、ディレクトリ構造を明確にし、リンク階層を簡略化する、URLをシンプルにするといった方法が挙げられる。
アップデート関連
・YMYL(Your Money or Your Life)
お金や生活に関連するジャンルのこと。Googleが検索品質評価ガイドラインで設定している「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指して使用されている。YMYL系のコンテンツで上位表示を目指す上では「専門性」「権威」「信頼性」を遵守する事が重要になっている。
・コアアルゴリズムアップデート
Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を見直して、内容を更新すること。これによって検索順位の評価が変わり、サイトの掲載順位が変わっていく。SEO対策の評価を出しやすくする側面もあるので、アップデートを順位上昇の機会にする姿勢が求められる。
※参考:Google検索エンジンSEO最新アップデート情報まとめ
・パンダアップデート
サイトの記事やコンテンツを評価し、価値の無い記事やコンテンツが掲載されているサイトの検索順位を下げるアルゴリズム。ここで言う「価値の無い」とは、重複コンテンツが掲載されていたり、独自性や専門性が薄いといったものが該当する。対策としては、質の高いオリジナルコンテンツを作成する事や、検索エンジンからのアクセスが必要ないページをあえてインデックスさせない、といった方法が挙げられる。
・ペンギンアップデート
被リンクを過剰に送っているサイトの検索順位を下げるアルゴリズムのこと。サテライトサイトの量産や過剰な相互リンク、SEO業者から購入した有料の被リンクが該当する事が多い。被リンクの送り先サイトの管理や、厳選したサイトのみから被リンクを送る等の対策が必要になる。
・健康アップデート
2017年12月にGoogleが行なった医療、健康に関連する検索結果アップデートのこと。これによって医療や健康に関するコンテンツの検索結果が大きく変動し、「NAVER」等のまとめサイトや「Yahoo知恵袋」などのQ&Aサイトの順位が下落した。そして、医療従事者や専門家、医療機関等が提供する、より信頼性の高い内容が上位表示されるようになった。
※参考:アルゴリズムとは?プログラミングとの関係や記述方法
ローカルSEO関連
・Googleマイビジネス
ビジネス情報を登録することで、検索結果やGoogleマップに無料で情報を表示できるGoogleのサービス。実店舗ビジネスを行う企業や個人商店にとっては、新規顧客を獲得する上で欠かせないツールである。一方で、アップした写真を任意の場所に配置できない、ネガティブな口コミを書かれる可能性がある、定期的に情報を更新しないと順位が下がるといった点には留意が必要。
・MEO(Map Engine Optimization)
Google Map向けの地図エンジンで最適化を測ること。同義語として「ローカルSEO」という言葉がある。Google Mapで自社サイトがSEOと同様、自社サイトに最適な検索キーワードで上位表示するために行なう対策である。店舗や施設など地域密着型の集客を行う場合、MEO対策は必須である。
・ローカルSEO
Googleのローカル検索に特化したSEOの総称。地名とキーワードの組み合わせで検索した場合の結果で、1位または上位に位置づけるための対策を指す。行う場合、「Googleマイビジネス」に登録して、店舗情報を追加する事が必要となる。検索キーワードとの関連性の高さや、検索した場所から店舗までの距離の近さ、店舗の知名度の高さ(口コミや評価の多さ)が上位表示のカギとなる。地名と結びつく性質上、実店舗で営業するビジネスオーナーにとって重視される。
※参考:ローカルSEOとは?検索結果の種類や対策方法など
その他のSEO用語
・404ページ
Webサイトにアクセスする際、そのページが存在したい場合に表示されるエラーページのこと。ユーザーが間違ったアドレスを入力した時や、サイト運営者が存在しないURLにリンクを設定した場合などで表示され、「404エラー」「Not Found」といった文言が出てくる。HTTPステータスコードが404で処理される事から「404ページ」と呼ばれている。
・Ahrefs(エイチレフス)
SEO業界最大級の被リンク分析ツール。「サイトエクスプローラー」と呼ばれる、指定したWebサイトやページの被リンクや流入キーワード数などを調査できる機能が最大の特長。提供元のAhrefs社は、ウクライナとシンガポールに本社を構える企業。1日最大60億ページのクローリングを行なっており、膨大な量のバックリンクデータを保有している。
・セマンティック検索
キーワードをはじめとする入力情報に含まれる「検索ユーザーの意図、目的」を検索エンジンが適切に理解し、ユーザーの求めるものに即した検索結果を提供する技術、及びその概念のこと。検索クエリが会話文のように曖昧であっても、日時や位置情報を参考にしながら、ユーザーの検索意図を推し量る機能がある。「セマンティック」とは、何かしらの型や枠組み(=シンタックス)における具体的な”意味”を指す用語。
※参考:SEOで上位表示するための原則と具体的な方法
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