自分用メモ
商品・サービス関連
・MVP(Minimum Viable Product)
(潜在)顧客についての価値あるデータを収集するために作られた、必要最小限の機能だけ備えた初期段階の製品。「実用最小限の製品」と呼ばれる場合もある。PMFを獲得するには、まずMVPを開発し、ユーザーのフィードバックに基づいてプロダクトを改良していくのが最善の方法だとされる。迅速かつ苦労せずに開発できるかがポイント。
・グロースハッキング
マス広告やTVCM、宣伝記事といった伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証・追跡・計測が可能な顧客獲得技術を採用するビジネス戦略。施策としては電子メールやPPC広告、ブログ、プラットフォームAPIを駆使する傾向にある。DropboxやAirbnbは、この手法を用いて成長した企業として知られている。
・グロースハッカー
「あらゆる手段を用いて事業を成長させる」成長請負人。担う業務としては、優れたマーケティングアイデアを開発プロセスを通して、優れた製品に仕立て上げる事が挙げられる。プログラミングの素養がある者が多いが、必須スキルという訳ではない。
※参考:グロースハッカーとは?資質やスキル、専門用語など解説
・バイラル係数
「既存ユーザーの招待数×招待されたユーザーのCV率」
製品サービスの拡散度合いを測定する指標。上記の数式で表される。
グロースハックにおいて、既存ユーザーによる口コミは非常に重要なものであり、開発者はユーザーの口コミが発生しやすくなるキャンペーン施策を行なったり、製品サービスの中に口コミを誘発する要素を予め仕込んでおく必要がある。
・ピボット(pivot)
開発した製品サービスが、顧客から当初描いていた良い反応を得られなかった場合、製品サービスを微調整したり、全く異なったものに変更すること。事例としては、インスタグラムが長所位置情報を利用するSNSサービスだったが、ユーザーから評判が良かった写真投稿機能により特化させた結果、今日で知られる大きな成果を挙げられたというものがある。
・プロダクト・マーケット・フィット(Product Market Fit: PMF)
製品サービスと顧客(のニーズ)が完全にマッチした状態を指す言葉。創業期のスタートアップや新規事業の立ち上げ期においてしばしば用いられる。
※参考:PMFとは?達成する為の思考法や具体的な方法
成長段階を表す用語
・シード(種)
起業前の段階。ビジネスモデルは決まってるがプロダクトが出来てなかったり、
法人設立前などの理由で事業がまだ動き出してない段階のこと
・アーリー
起業直後。プロダクトもできあがり、市場に投入して検証開始する段階のこと
・シリーズA
プロダクトが市場に浸透するようにマーケティングを開始する段階
・シリーズB
事業が軌道に乗り始め、社内でも中~大規模のチームが形成されている段階
※ここら辺で上場する?
・シリーズC
実績が積み上がっており、事業や組織の仕組みが確立され安定している段階
VC・ファンド関連
・1517ファンド
ティールフェローとして資金援助を受けた学生などの若い起業家への投資を目的としたファンド。ティール・フェローシップの運営に携わった経験のあるダニエル・スラックマンやマイク・ギブソンらによって創設された。ファンド名の”1517″は、宗教改革で有名なルターが「95か条の論題」を提唱した年にちなんでおり、学術機関に対して政府が助成金を与えている点を批判している。
・ティール・フェローシップ
ピーター・ティールが運営している、20歳未満の若者が起業に集中できるように10万ドルの資金を与えるプログラム。プログラムに参加する場合は学校をドロップアウトする事が求められている。参加者としては不老長寿の研究を行なっているローラ・デミングや、Ethereumの考案者であるヴィタリック・ブテリン等が知られる。
※参考:ピーター・ティールの考え方まとめ
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