アジャイルメディア・ネットワークという上場企業のCMOであり、またブロガーとしても知られる徳力基彦さんがnoteで書かれていた、初心者ブロガー向けの2つの記事が大変参考になったので、自分用にメモしてみました。
目次
「自分のために」ブログを運営する
・ブログを始める際は「自分のためのメモ」としてスターとすると良い。
・お金儲けのためにブログを始めるのは筋が悪い。
・ブログ初期で人気を博していたブログは、「自分のために」ブログを書いていた人が多い。
・「自分のためのメモ」としてブログを始めれば、絶対に「失敗」することはない。
・自分が楽しくなったり、自分が少し賢くなるためにブログを始めればいい。
・自分のために書けていないブログは、誰の役にも立たない。
アウトプットファーストを前提に
・現代、会社員やビジネスパーソンは、アウトプットを習慣付ける事に挑戦すべきである。
・セミナーに参加したり、本を読んだり、ニュース記事を読むといったインプットは、それだけしていても「無駄」と言っても過言ではない。
・ネットの普及により私達が摂取できる情報量は爆発的に増えている。
・人は、ただ読んだだけの話は10%くらいしか覚えてないが、自分で話したり書いたりすると記憶の定着率が70%くらいに上がると言われている。
・自分の脳に入り切らない情報をインプットばかりしようとする(=インプットファースト)のをやめて、アウトプットファーストにスタンスを切り替えるべき。
→アウトプットファーストを大前提にするのが大事。
※参考:インプットとアウトプットのバランスについて
・アウトプットをするにはインプットが不可欠。自分の中にあることをアウトプットすると、普通の人はすぐにガス欠する。
・会社員やビジネスパーソンにとって大事なのは、広告やアフィリで月数百円、数千円稼ぐことではなく、あくまで自分のためにブログが役立つことである。
・まずは何でもいいので、自分のためのメモを書いてみよう。Facebookでもツイッターでもいい。いきなりブログに書くのが恥ずかしければ、とりあえずPCのテキストファイルでもOk.
・このメモは、あくまで自分のためのメモ。誰かに見せびらかしたり、PVを稼ぐものではない。
どんな内容をアウトプットするべきか?
アウトプットする内容は、以下3つのどれかを選ぶのがお勧め。
セミナーや講演のメモ
・せっかく取ったメモを「そのまま」にしておくのは勿体無い。・ネット上にアップする事を禁止してるセミナーもあるので注意する。
・ハッシュタグが設定されていたり、主催者がSNS投稿を奨励しているものがお勧め。
読んだ書籍のメモ
・本を読んで心に残った言葉や、やってみようと思った事をアウトプットする。・あくまで「読書メモ」というスタンス。
・「書評」になるとハードルが上がるので気を付ける。
ニュースのメモ
・何かしらのニュースを見て、考えたことをアウトプットする。・ニュースは毎日新しいものが生まれるので、ネタには困らない。
※他のブログの記事にも応用できそう。
まとめ
これら3つの情報に接して、気になった箇所をメモとしてアウトプットしてみる。ブログ更新が続けられない人は、最初はこれやってみるのがオススメ。
投稿する媒体は、ブログやSNSなど。NewsPicksもお勧め。
媒体によって特性があるので、慣れてきたら向き不向きを考えてみるといい。
ブログ運営において注意すべき3つの論点
・ブログには良い点だけでなく、注意すべき点や炎上リスクもあるので注意。
・以下の3つを気をつける。
→その1:ルールを守る
→その2:仕事の話は書かない
→その3:ネガティブな事は書かない
ルールを守る
・法令遵守は当然。副業禁止規定などの就業規則には注意。→思い当たる節があれば、事前に上司などに相談すべき。
→きちんと手続きを踏めばOKであるケースも少なくない。
仕事の話は書かない
・(最初のうちは)仕事のことは書かない。自分が投稿した内容が人によっては不快に感じることも。特に大企業であるほど様々な人がいるので、自分が宣伝を兼ねるなど、良かれと思って書いた内容であっても嫌がる人はいる。自分のブログ記事が、誰かを不快にさせる可能性があるかを把握できてないうちは、仕事の話は書かない方が無難。→ただし、徳力さんのように業務としてブログを書くのであれば話は別。
ネガティブな事は書かない
・お客さんの事を勝手に書くのは絶対に避ける。肯定的な内容であっても、人によっては「ヤラセでは?」と思う可能性もあり、先方に迷惑がかかる恐れがある。批判的な内容を書かないのは言うまでもない。・嫌なニュースの批判や、特定の人物についての攻撃はNG.
→相手に逆に批判されることも。
・政治的な左右の対立や国家間の争い、ジェンダー的なテーマにも注意。
・ネガティブな話をしてる人より、ポジティブな話をしよう。
→この方が、読み手にとっても印象はいいよね。
・攻撃的な内容の記事はPVが増えやすいが、これを目的にブログをやってるんじゃないよね…?
ブログ運営 次のステップへ
・自分用メモとしてのブログ更新に慣れたら、次は身近な人とコミュニケーションを取るためにブログを書いてみるといい。
・マインドセットとして持っておきたいのは、書いた内容を記事やコンテンツだと思わずに、メールやチャットといったオンライン上のコミュニケーションの延長だと思うこと。
・アウトプットのためにブログを始めるのであれば、高度な文章力は不要。
→しかし友人や同僚に伝わる文章力は必要。
・友達と普段やり取りしてるメールやチャットの文章でブログを書けば、相手には十分伝わる。
・Facebook等で誰かと繋がっていれば、そこに自分のブログ記事を投稿してみるといい。
→リンクを投稿してもいいし、メモを全文そのままコピペしてもOK。
・スタンスはあくまで「せっかく書いたメモだから、周りの人にもシェアしよう」というもの。
→自分のメモが、誰か一人にでも役に立ってくれれば充分。
・シンプルで短い箇条書きのメモでも、そこから自分の悩みのヒントが見つかる事もある。
・「ブログ=コピーロボット」と考える。自分が寝ている間でも、誰かがコピーロボットから自分の話を聞いてくれる。こんな事はブログ以前はあり得なかった。
・自分のコピーロボットが、話すのが下手だとかいう理由で使わないのは勿体無い。
感想など
以前はアフィリエイトをやっていたが、収入を追い求めるあまり、「アウトプット」の意義を忘れていた。しかし、ある種の「収入至上主義」に陥っており、情報発信することの楽しさ、自分のためにブログを書く、といった点が疎かになっていた氣がする。
当分は目先の収益だけでなく、自分のためにブログを書いていきたい。そして、その「自分のために」書いた内容が、誰かのために役に立っていただけるのであれば、これ以上嬉しいことはない。
「自分のためのメモ書き」としてのブログ運営ができたら次のステップ。友人とコミュニケーションを取る感覚でブログをやるのが良い。やる時はあまり力まずに、自分のメモを誰かにシェアして役に立ってもらえればいいな、という感覚で大丈夫。
この点を気付かせてくれた徳力さんに心から感謝。
有難う御座いました!
一方でブログ運営にはリスクもあるので注意が必要。上記以外には、オンラインサロンや有料メルマガで知り得た秘匿性の高い情報を書くのも危ないかな。
なお、上記の記事は以下のブログ活用法ページの中に含まれている内容です。ブロガー初心者さんにはとても参考になる内容ばかりだと思うので、是非一度読んでみて下さい。
※上記の内容とは別に、
Amazonのレビュー欄に文章を書くのも
良いアウトプット方法だと思う。
※参考:ブログ記事で書くべき2つの内容と、文章力を鍛える練習法について
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