自分用メモ
符号の違いについては理解しておく
HTTPにおけるURLの形式についても確認する
URLとは?URIとの違いも解説
URL=Uniform Resource Locator(統一資源位置指定子)
インターネット上のリソース(資源)の位置を特定するために使用される
似た概念に「URI」(Uniform Resource Identifier:統一資源位置識別子)がある
URIの方がより広い意味を持っているが、同じとみなしても問題はない
インターネットを理解するには「URLへの理解」が不可欠である
これを理解すると「インターネットで接続先を特定できること」が分かる
「URLへアクセスするとWebページが表示される」
ことについて深掘りしていく
URLの形式や最初に付く符号
URLの一般形式は以下の通り
(httpなどのプロトコル名):(プロトコルごとに定められた形式)
URLの最初に付く記号一覧は以下の4通り
http, https
・インターネットを繋ぐ限り、一般的な通信プロトコルftp
・FTPを表す、URL形式はftp://emample.com/ のようになる・ネットワーク上でファイルの転送を行うための通信プロトコルの1つ
・HTTPでもファイルの転送を行う事ができるので、あまり見られなくなった
mailto
・メールの宛先を表す(プロトコルではない)・mailto:taro@emample.com のように
メールアドレスを表現できる一種のURLである
・「mailto:taro@example.com」をクリックすれば、
自分が利用してるメール送信ソフトウェアが起動される
file
・自分のコンピュータ内のファイルを表す(プロトコルではないが、URLの一種ではある)
・「file://users/taro/document/memo.txt」のようなURL形式になる
・ブラウザで自分のコンピュータ内のファイルを開くと、
上のようなURLが表示される
HTTPのURLの一般形式
この形でネット上のリソースを1つに特定できる:
「http://ホスト名.ドメイン名:ポート番号/パス」
※参考:HTTPやプロトコルの概要。リクエストとレスポンスの関係など
HTTPのURLの構成は、
以下の4つのパーツに分かれていると考える
①ホスト名
コンピュータ名、ネットワーク上のコンピュータにつける「識別用の名前」
「www.google.co.jp」は、ドメイン名が
「google.co.jp」で、ホスト名が「www」になる
ホスト名の決め方は自由だが、「www」は
「Webサーバが起動しているホスト名」を指す事が多い
現実世界のリソースの場所で例えると…何回何号室(901号室)
②ドメイン名
ネットワーク名、インターネット上のネットワークを特定するための住所
「google.co.jp」というドメイン名の場合、
日本(co.jp)におけるGoogleのネットワークの住所を表している
現実世界のリソースの場所で例えると…ビル名までの住所(世田谷区桜丘1-1-1)
③ポート番号(Port Number)
通信する番号、通信プロトコルと密接な関係がある
ポート番号は省略できる場合が殆ど
例えば「HTTPのプロトコルは80番」と決まっている
HTTPだけど80番ポートを使わずに
3000番を使おうとした場合は、ポート番号を明記することで対応可能
現実世界のリソースの場所で例えると…宛名、宛先の住所(山田太郎様)
④パス(path)
ホスト内のリソースの場所、コンピュータ内のファイルの位置を表したもの
「/」によってフォルダ名を区切っていく
「/news/tech/computer.html」であれば、
「newsフォルダの中のtechフォルダの中のcomputer.html」と指定される
パスが省略された場合は「index.html」「index.php」など、
index.XXXがデフォルトで表示される
現実世界のリソースの場所で例えると…
物の場所(ロッカーの上から3番目の棚にある右から2番めの箱の中)
★「http://www.example.com/news/tech/computer.html」の構成
以下の5つ(4つ)が定まる事で、
インターネット上のリソースを特定する事が可能となる
①通信プロトコル:http
②ホスト名:www
③ドメイン名:example.com
④ポート番号:省略
(httpの場合には80とデフォルトで決まっているので、普通は省略される)
⑤パス:/news/tech/computer.html
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