和佐木坂ラジオ002メモ。未来はどうなるのか?

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未来予測や幸福度、何に価値を置くのか等について

※参考:未来予測や格差の要素、未来を有利にするための選択肢など

未来予測とテクノロジー


・NHKの番組で「未来予測」がやっていた。統計学的にある程度わかる。
・警察も採用。「~時にこの道はやばい」検挙率も向上している。
・今後は「どの病気になるか」「この人との適正はどの位か」がわかる。

・経済で二極化が進む。L型とG型の話。
・お金持ってる人が受けれる医療とそうでない人が受けられる医療。
・テクノロジーが進むと、お金持ってない人でも医療が受けれるし臓器移植も可能になる?

・臓器を作る技術が3Dプリンター等で向上する。細胞を培養して作る。
→実用化して一般化すればお金がなくても作れる。

・NHKの予測では30~40年後に「世界の」平均寿命が100歳を超える。
→今は30歳~40歳が平均寿命で飢餓で死んでる人が居る。
→日本人は120歳も生きるのでは?医療が進歩すると「死ねなくなる」減少が起こる。

・人間は癌で死ななくなる?日進月歩で色々な治療法が開発されている。
→「何の癌か」で治療法は異なるが、それが1つ1つ実用化すると…

・寿命が否が応でも伸びる。ナノマシンの中に薬をカプセル状にする。

進化の反面に


・人間の記憶を外部デバイス等に記憶する事も出来る?
・「何を持って自分とするのか」が問われ始める?トランセンデンスとコンピュータが自分の人格に?

・貧富の差。二極化した先にあるのは「暗い未来」なのか?
※参考:働き方2.0vs4.0の3章に書かれていた「6つの階層」とは?

・テクノロジーが暴走した先に何があるのか。技術が進歩し過ぎると大丈夫なの?
・基本的な感覚、前提=進化してきたはずなのに「心配」は多い。

・武器を作る、火をおこす、村を作るをやりながら進化している。
→今も色々な危機があって、それを避ける為に色々な工夫をしている。
(テクノロジーもその「工夫」の一つ)

・「危険」と「リスク」の区別
→我々は危険を避ける為にリスクを増やしている。

・隕石が地球に落ちると滅亡する?
→今ならミサイルやレーザーで落とせる?しかし流星群などが落ちてくるリスクは増える。

・(目の前に迫ってくる巨大な)危険は避けれるが別のリスクが増えてしまう。
→例:寿命は伸びたが老後はどうしよう?

・癌で死ぬ人が増える理由=単に寿命が伸びてるから。
(ストレスの増加。環境の変化も考えられるが…)

・現代人は今までで一番長生きしてる。なので一番病気も経験している。

暇になった人間


・「危険を避ける為にリスクを増やす」生き方をしないとダメ。
→経済学的に「退屈」をどう避けるかが問われてくる。

・日本等の高齢社会は「暇をどう避けるか」が問われ始めている。やる事が無い。
・普通に働けばそれなりに暮らせる?週休二日は昔はあり得なかった。百姓だったから。

・新しく産まれてくる世代は「一週間のうち5日働いて2日休む」が当たり前になる。
→2日間する事が無い?暇人が増えた?平和ぼけしてる?

・平和ぼけの定義は曖昧だが、本質は「暇」と同じ?
→これは世界でも例を見ないほど幸せな事だが、その裏側には負の側面もある。

・人的資源を遊ばせていることになる。

・日本の労働人口の減少は、昔で言う「働ける人間」が減ってるだけ。
→寿命が120歳になるのなら、90歳くらいまで働いてもいいのでは?

・今は定年が65歳で85歳が平均寿命。昔は平均寿命は65だった。
→なので年金システムが終わってる。
(システム発足時は人間がこんなに生きるとは誰も思ってなかった)

・本来は2~3年払う話だったが、20年も寿命が延びてる。
・年金の支給開始が70歳以上になってる。定年延長の話もある。
・ただしこれは政治的に難しい。老人に痛みを与える主張が言えない。

・「手厚い社会保障」「年金」「医療費無料」などを言う。これが日本の足かせになってる。
→制度は現状に合わせないといけない。

マトリックスの世界と唯物論


・人間のかわりにロボットが仕事する可能性もある。
→農業、ゴミ処理など。

・今はかなり高度な事をロボットが出来るようになってる。
→なので人間は新しいフロンティアを見つけないといけない。
(人間の「役割」が減っている)

・人工知能がレシピを開発している?(これとこれを混ぜたら美味い?)
→IBMが開発してる。

・ヒットする音楽も作れる。人工知能がアップロードされた音楽を聴いて「ヒットするか」を判断する。
→人工知能が「ヒットしそうな曲ランキング」を作る。これをプロデューサーが「買う」ようになってる。

・音楽にも60程度のパターンがある。売れる曲は60パターンしかない?
→人工知能は「判断」も出来るし「アイデア」も出せる。

・こうしたことはパターン予測なので、コンピュータで十分できる。
→ただし「61番目を作る」というブレークスルーが無いのもポイント。

・人間は新しくフロンティアを見つけ、そこに居場所を作る必要がある。
・週間少年ジャンプも人工知能が作る。3原則に従ったストーリーを量産?

・ロボットが作業をすべてやる、人間が堕落していく、アニマトリックスの世界へ。
→最終的に「人工知能の反乱」が勃発?そうした世界になるのか?

・こうした物語を作る人は「人間=よく出来た機械」と捉えてる。
→その一方で「人間は機械を越えたもの」だと捉えてる人もいる。
(彼らはアニマトリックス的な世界を信じれない)

・これは哲学的な世界。唯物論と唯心論の論争。
→仮に後者なら「機械をいくら発展させてもそれ以上のものは与えられない」となる。

・機械に置き換わるのなら置き換わればいいと主張する人もいる。

・脳科学的には「人間の自由意志」は否定されている。
→脳科学の枠組みで人間のほぼ全ては説明できる。
(この観点で言えば「人間=よくできた機械」になる。今の所はこちらが優勢)

・人間が「自然の一部」なら、より良いものに置き換わるのが道理。
→人間がロボットに取って代わられる可能性もある。

・人間の進化の中に「ロボット」が入り込んでくる。すると人間は淘汰される?

・スーパーマンの世界では、人口や各人の役割が決まっている。産まれてくるのはクローン。
→警官が一人死ねば別の警官になる人が産まれてくる。これで秩序は保たれる。

・どこかで反乱分子が現れてその星は崩壊した。

・我々が取ってる生き方や生存戦略は、1000年前のあ人から見れば「ロマンがない生き方」かもしれない。
→こうした事を我々は未来の人の生き方に対して思うかもしれない。

・ある種の「神話の世界」に突入してる?

・新しく産まれてくる子供の遺伝子を見ると、その子供の未来などがわかる?
→優秀な遺伝子が高い値段で取引される可能性もある。デザイナーベイビー

・精子バンクも近い。(ただしこれは選べないが…)

・それをビジネスにする国が出てきても珍しくない。(タックスヘイブンに近い)
→金持ちはお金の使い場所に困っている。すると「遺伝子に大金を使う」可能性もある。
(ゲノムヘイブン、ライガー、キメラの王国)

・遺伝子操作は今の所は不確実性があるが、生きてる時には実現はあり得る?
・安楽死ビジネスと臓器の販売。(臓器の加重供給の発生?)

・日本の「自殺志願者」と臓器提供ビジネスを行ってる側」の儒教と供給が一致する?
→渡航費あげるからこっちこい。ぐちゃぐちゃになって死ぬ必要は無いよ。眠るように死ねる。
(マフィアがやってる事 vs 尊厳死)

・オランダやスイスでは尊厳死や安楽死が合法化されてる。
→寿命が延びてる事は、尊厳死や安楽死も認めざるを得ない?

「貧乏」の定義と「充実感」


・「貧乏=不幸」なのか?底辺が上がる?
→10年、20年後の「貧乏」と、今の「貧乏」は違うのではないか。

・今の価値観だと、誰もが貧乏になりたくないと考える。

・二極化は「貧乏になるか金持ちになるか」だという事になる?
→そうではない可能性もある。

・「充実感」が大切。金持ちでも充実感ゼロの人もいるのではないか。
→貧乏だけどそこそこ充実感がある人もいる?

・「金を稼ごう」という方法を学ぶと充実感がなくなるのでは?
・「今を充実して生きてる」と考えられる人が「勝ち組」なのではないか。

・現代社会は「生きてる意味」を実感出来る機会があまりない?
→貧乏でも充実感がある人でも案外幸せなのでは?

・新地のキャバクラ、10人以上の女の子。いつも来ている。充実感あるの?

・「何が充実しているのか」をしっかり軸として持たないと厳しくなる?
→「お金」は先立つものである。しかしそれを目指すのか?今の充実感を目指してもいい?

・今を芸術家的に生きて孤独死 vs 長期的にコツコツ蓄財
→結局、何に信用を置いてるかの問題。

・木坂:お金は「信用」でしかない。貨幣システムはあやふやなものの上に成り立っている。
→木坂は、貨幣システムは「生きる目的」にする程には信用していない。

・「価値を生み出してる感覚」「存在価値を生み出してる時」が、木坂が充足感を得られるもの。
→なので貨幣システムが崩壊したとしてもひるむ事は無い。

・「隣の芝生は青く見える」事を防ぐ為の心の持ち方は「頑張れ」としか言えない。
→人は他人と比較する事でしか自分を認識出来ない。隣の人と比較する事で幸不幸や快不快を判断している。

・これは理性的な面を強化する事で防げるのでは?スポーツの練習のようにコツコツすれば強化出来る。
→新田:普通の人はこれが出来ない。出来ない故に「人間」なのである。
(振り回される前提で人生を良くしようと考える方が現実的)

・これをするには「悟り」的なものを開くしか無い。内なるアドレナリンを放出できる?
→「女に持てる事が人生じゃない!」と悟れるか?

・何かしらの強烈な体験をした人が内にこもっている?強靭な精神を持てる?
・一般人は影響を受ける事を前提にして生きるしか無い?

・和佐は動けない。普通の人は色々なコミュニティで動ける。
→和佐は「置かれた環境」に馴染むしか無い。この中で物言いを通すしか無い。
(置かれた場所で強烈な匂いを発しないといけない)

・今はネットやSNSの中でいくらでも移動できるようになった。テクノロジーの発達のおかげ?

・テクノロジーは「ただの道具」である。
→抽象度を一つ上げた段階でテクノロジーを見ると情報が整理される。
→テクノロジーは、これから社会がどうなるかを予測する「ヒント」である。by木坂
(テクノロジーそのものが社会を変える訳ではない。)

・テクノロジーと制度の融合=ゲノムヘイブン
→こうした視点を鍛えると面白い?

・NHKは「複数の物を繋げて1つにする」事をドキュメンタリー内できちんとやっている。

※参考:デジタル用語の定義を簡単にまとめてみた

スケール感の低下


・最近の漫画=フォーカスが狭い?
→牛島君:「借金をしてる人&取り立てる人」の関係でしかない。外部のものが無い。

・和佐は「ロトの紋章」を読んでる。色々な世界の事が多角的にわかる。
=広い視野が必要になる。(王道ジャンル)
→和佐は漫画しか読まない。ビジネス書は読まない。漫画だけで世界を作っている。

・銀河英雄伝説、スケール感がある。人間社会が宇宙に拡大した。
→ガンダムにも「宇宙歴」がある。視野や世界観が広い。

・世界の流れの中で日本の流れが起こる。
→地政学や歴史学の視点が必要。

・歴史学:人間の歴史の流れの中で今を見る事が出来る(縦の広がり)
・地政学:今の世界の状況の中で今の日本を見る事が出来る(横の広がり)

・これをする中で未来予測が出来るようになる。ただし簡単ではない。
→こうした巨視的なものを避けてる人が漫画を書くとフォーカスが狭い作品になる。

・こうした作品は近視眼的な視野しかない
→ただし殆どの人がそうだから、そんな作品が流行る。

・「踏まえているのか踏まえていないのか」も大事。
→踏まえている人が書くと違ってくる?

・私小説=自分のつぶやきだがスケール感がある。「普遍的な物」にタッチしようとする意思や気配がある。

・80年代のサブカルには「スケール感」がある?和佐はテレビ見ててそう思った。
→「シラケつつ乗る」は今と似ている?意味がないとわかっていても「乗る」しかない。
(ただしこうしたものは「スケール感」がない?)

「おっさん」になった和佐木坂


・一方「スケール感」と言ってる時点で「おっさん化」しているのでは?
→和佐木坂は「常識に乗らない生き方」を提唱しているが、今の若者から見たら2人は「体制派」に見えるのでは?
(反体制派だと思ってて喋ったら実は「体制派」だった?)

・ニコニコ動画や2chまとめ=ただくだらない。でも受けてる。
→「誰が何の為に見てるんだろう」と思ってるけど受けている。

・「役に立つ物で埋め尽くさないといけない」という強迫観念がある?
→これも時代に逆行している?

・「役に立たないといけない」という感覚が「旧世代の考え方」なのではないか。

・和佐は「役に立つ」が7割で、「立たない」が3割。
→しかし今の人は比率が逆転している?

・昔と今で「役に立つ」の定義が逆転している?ニコニコ動画や2chまとめ。
→その時の暇をつぶせるものが「役に立つ」ものになっている?「残す」必要は無い。
(高校生ノリの延長がある?)

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