Webディレクターとは?必要スキルやKPI、KGIとの向き合い方

この記事は4分で読めます

自分用メモ

※参考:Webプロデューサーとは?制作フローも解説

Webディレクターとは?


Web業界においてプロジェクトを管理、指揮、管理する職種。

売上を上げるWebサイトを構築するプロジェクトに関わる
プロデューサー、ライター、デザイナー、プログラマーなど
社内外の関係者との間に立ち、円滑に業務を進めるのがミッション。

プロジェクトの進捗管理を円滑に行うため、スケジュール管理力や
社内外の関係者との間に上手く立ち回るコミュニケーション能力、
ある程度の技術的な知識が必要となってくる。

※参考:情報提供型サイトの作成方法や構築するメリットについて

どのようなスキルが必要なのか?


健康管理や社会人としてのマナーは除く

制作スキル

デザイン、コーディング、プログラミング、ライティング、音楽や映像の編集など
制作メンバーの労力も軽減できる、0から作る訳ではなく修正できるレベルでOK
※参考:プログラミングの学習方法

Microsoft Office

他の人以上に使いこなせる必要がある、Excelではデータ解析が必要
企画書やプレゼン資料は見た目にもこだわる必要がある
文章も相手が興味を持つものを考える必要あり
※参考:Excelの関数とは?わかりやすく分類してみた。

リサーチ、情報収集

自社サイトや競合他社のサイトを見る、相手の商品や消費者の口コミも見る
日頃からIT、WEBに関するニュースも目を通す必要がある、経済のニュースもチェックする
情報を収集するだけでなく、それらを整理したり、複数の情報を関連付けるスキルも必要
※参考:マーケティングに関する情報サイトまとめ
※参考:マーケティングリサーチの要点まとめ

経営学

財務諸表(BS、PL、CS)を見る力が必要
どのような要因が動いてるのかを注目する
それを踏まえた上で広告宣伝や販促費にどれだけの予算を使うかも考える
WEBマーケティングは小手先のテクニックが多い
経営学のマーケティングありきで考える

アクセス解析

Google Analyticsを使いこなす必要がある
※ヒートマップへの理解も必要だと思われる。
資格試験や個人サイトで試すのもあり
データを読み取って今後を考え、改善方法を考えるのが企画、提案力になる
時にはアナリストと連携する必要もある
※参考:Google Analyticsでできることを5つに分けて解説。
※参考:ヒートマップとは?機能や出来ないことも解説

統計スキル

R言語の勉強をするのもいい
データサイエンティストがいれば密接のコミュニケーションを図る
統計学は一過性のブームではなく必要なスキルである

企画、提案スキル

以下のスキルを最大限に動員して企画を行う
(財務諸表や自社製品、他社製品、収集した情報、統計データ、自分の創造力、実行に移す技術)
市場やターゲット層(ペルソナ)の設定は細かく戦略を練っていく
プレゼンテーションはここから情報を削って、必要かつ重要な情報を伝えていく
※参考: プレゼンの構成や流れ、提案力の磨き方や反論処理の方法について

プレゼンスキル

売る事ではなく、相手に「買わせて下さい」と思わせるプレゼンが理想
相手にどれだけのメリットがあるのかを熟考してもらう場である
専門的なITや統計学の用語、難しい数式は使わない
理解できない提案は受け入れられない
※参考:PowerPointとは。出来ることや主な機能も解説。

法律の知識

WEBで重要なのは知的財産法、SNSの利用規約やイラストの著作権は守る必要がある
プライバシーポリシーやクッキーポリシーの文言を他サイトから勝手にコピペしない
引用の範囲やYouTubeの規約、タレント掲載の場合は所属事務所の指示書を確認する

語学スキル

オフショアは英語を使う必要がある、近年はWeb制作を海外に外注するケースも出ている
新しいデバイスや言語が出た場合の仕様書もほぼ英語
日本語訳が出るのを待つのでは遅い
※参考:アルファベットや語源で英語の感覚を掴む

コミュニケーション能力

進捗管理(制作メンバーとのコミュニケーション)や
折衝(クライアントとのやり取り)が必要
アクセス解析や統計を、解析アナリストやデータサイエンティストに投げる場合もある
ディレクターも製作者も常時複数の案件を抱えている
これらを把握してスケジュールを組んでいく
そのためにも常日頃からのチームワークは欠かせない

※参考:職場で良好な人間関係を築く上で気を付けたい事まとめ

クライアント、代理店、デザイナー、制作会社など
様々な関係者の間を取り持つのがかなり大変

その中で、お互いが最も納得できる着地点に
いかに到達できるかがWebディレクターのスキル
(このスキルは、仕事全般に通じるスキルだとも言える)




Web制作におけるKPIとKGI


●KPI設定時の5大チェックポイント
①KGIとの関連性を証明できるか
②効果検証が可能な数値目標となっているか
③施策によって改善できるか
④KPIの数が管理できる範囲か(多すぎないか)
⑤KGIに対する貢献度が高いものを選んでいるか

●WebディレクターがKGIとKPIを設定する2つのメリット
①課題が「見える化」され、具体的な施策が立案しやすくなる
②KGI、KPIが施策の軸となり、PDCAが自然に回る

媒体ごとのKGIとKPIの設定方法


KPIとKGIは、媒体の目的に合わせて
設定しないと意味がないので注意する。

ECサイト

→目的は商品を販売し、売上を伸ばすこと
・KGI:売上金額
・KPI:訪問者数、カート完了率、1人あたりの平均購入金額、直帰率

メディアサイト

→目的は広告を見せる(クリックさせる)こと
・KGI:広告収入
・KPI:新規訪問者数、リピート訪問者数、平均滞在時間、1セッションあたりの平均PV、広告クリック数、直帰率

コーポレートサイト

→目的は企業によって異なる、まずは先方の状況をしっかり把握するのが大事
・KGI:ブランド認知度、製品認知度
・KPI:PV、訪問者数、1セッションあたりの平均PV、電話問い合わせ(クレーム数)の減少率

リード獲得サイト

→見込み客情報を取得し、成約へ結びつけるのが目的
・KGI:成約件数
・KPI:訪問者数、フォーム完了率、成約率、直帰率

SNS

→「ブランディング」や「購入意欲の向上」が目的である事が多い
・KGI:ブランド認知度、商品購入頻度
・KPI:エンゲージメント率、いいね数、フォロワー数、投稿頻度

※参考:Twitterを上手に回す方法と、SNSフレームワーク「ULSSAS」とは



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